げんろんとは

言論の自由とはなんだろうか。これは、確か憲法にも保証されている権利だった気がする。誰しも、自由に発言・主張をすることができ、それらを妨げることはできないという意味だと思う。しかし、SNSが出来てから、誰しも、好き勝手に言いたい放題言うことができる一方、誹謗中傷や嘘も増えた。匿名性がそれを助長しているといった意見もあるが、僕は、そもそもの人間の特性というか、そうした人間は一定数いるということだ。自分より弱そうな人に対して、強気に、偉そうな態度をとるような人間と一緒である。

 

僕はそもそも人に何を言われても気にしないタイプの人間で、どちらかというとそういう人間に出会うと、理解に苦しむことから、疲れる程度である。

 

言論の自由に声高に言う人や誹謗中傷する人ほど、相手をみて主張する。こうした人たちは、社会的にちょっと反する人たちに対しては、主張しない。主張したら、大阪湾に沈むか、どこかの山の資材置き場に埋められるかする可能性があるからだろうか。また、どこかの国の首長に対しては主張するけれども、あれは、たかだか個人が主張したところで、ノビチョクを使われることはないだろうという立ち位置にいるからである。現地の人は、恐ろしくて主張できないことだろう。

 

翻って、言論の自由とは、他社の意見を受け入れる姿勢を持つことも意味している。それもできず、自分勝手な主張をすることは、言論の自由とは言えないのではないかと思いながら。今日も寝る。