なんだかなぁ。

SNSで、「古家付売土地」に対して、建物は使えますか、設備はどうなってますかと、問い合わせしてくるのに対応するのしんどい、といった話に、「脱法仲介」だ!というクレームをつける人がいて、それがちょっとした話題になっているのをみた。

 

こうしたクレームをつける人は昔からいたのだろうか。最近、顕著になっているような感じを受ける。

売主側の条件を無視して、自己都合で判断する購入者といったところか。

建物の保証はできないので、あくまで、土地としての売却ですよ、解体はそちらでやってくださいね、その分、安くはしていますと、というのが、「古家付売土地」であって、「更地」との違いであろう。(余談ですが、「更地」でも、インフラが接続されている土地と、まったく何もなく新たに引き込みが必要な土地とで、購入後の係る費用も変わるのですが、本質的にそこらへんは無視されているんですよね。)

 

あくまで、「土地」として売っているのを、購入者がどう使おうが買った後のことは好きにして貰えばというのが、本質の気がしますが、こうしたクレームを言う人にはそれは通用しません。

使えるかどうかは自己責任であり、売主の売却条件を無視して、勝手に「脱法仲介」だ!とか声高に言う人はどうかしていると思います。

ので、関わらないのが一番です。

 

そして、こうした質問をしてきた時点で、取引に応じないのが防護策でしょう。

 

なんでも訴訟だ!とか、いって宅建業者にやから入れるのがトレンドみたいですが、上記のような内容の場合は、逆に、「威力業務妨害」として反訴するのがいいと思っています。

 

どんどんおかしな世の中になっていっている気がします。これはなんでなんでしょうか。教養不足?倫理不足?