神無月 ふた。

エリザベス女王国葬は伝統的といったさすがな印象を受けた。BSでBCCの生中継を見ていたが、始まると厳かな雰囲気で、コメントもなく、粛々と進められていた。気になって、民放に切り替えると、蛇足というか、いらない情報がたくさんあって、あぁ、やはり日本のレベルはこうしたものかと感じた。伝統や作法へのリスペクトが無い国になってしまったからこうなる。

 

ところで、歴史が積み上がらないという点では、お隣のC国に繋がると思う。王朝が変わるごとに、従前の王朝のものはすべて粉砕されている国においては、伝統や作法というものは積み上がっていかないのだろう。自分たちの価値観が全て、それを押し付けて統制するといった印象がある。ところで、ナショナリズムとはなんだろうか。これだけ、国際社会がフラットになると、昔ながらの「日本人」というものも存在意義、いや、存在自体があやふやになってきている気がする。なにより、平均化が進み、どの国も似たようなものになるのではないかと思う。それは少し寂しい気がする。日本に生まれた以上は、日本人としての誇りをもって生きていきたいと。おかしい考えかな。

 

そういえば、「電通」が関わっていたのは、事実確認せずに口走りました、実はかかわっていませんでしたという記事が流れてきた。とくにコメントはない。どうでもいいことだ。いかにテレビが適当で欺瞞や嘘に溢れているかということだ。と、二日連続でテレビ批判。

 

亡くなられた際のお悔やみとか、不幸があった時とか、なんといっていいかわからないときが多い。自分自身に係わる事だったらなにか感じるのかな。そこらへんうまくいかないことが、そのときそのとき、もっと何かできることがあったのではとは思ってしまう。

 

仕事の方は、次々と舞い込むような状況。おかげさまで。これこそ過去の蓄積があったからこその状況。積み重ねが大事。きちんと頑張っていこう。