しょくいく。

新型のコロナウィルスは日々、感染者と死者を生み出していますね。

 

さて、「子ども食堂」が全国に3700か所超と広がっているようです。「子ども食堂」とは、子どもに無料または安価で食事を提供する食堂で、始まりは諸説あるでしょうが、東京都大田区にある「気まぐれ八百屋だんだん」さんが2012年にスタートしたようです。貧困は、貧困層にいない人にとっては、想像も付かないですが、想像以上の状況のため、子ども食堂自体の数が広がっている要因と思われます。一週間、うまい棒だけで凌いだ時期がありますが、二度とあのような状況には陥りたくないな、と思うので、自身の力でどうしようもない子どもに対する食事支援は大事だと思います。

ただ、運営自体はボランティア活動でなされているため、毎日できるわけではなく、食材をそろえる資力がまず必要となることから、継続できるかどうかが課題になるでしょう。行政の支援金や多額の寄付金が見込める運営団体であれば、良いでしょうか、その数は多くないと推察されます。

僕自身は、一時「食育」に関心があったため、いろいろ学びましたが、一番の壁が、経済的なものでした。世間に行き渡らすためには、無料が一番いいんでしょうが、携帯やインターネットの普及でそれは感じます、食育という基本的で大事なことは、なかなか無料で提供するのはできません。提供するのにかかるコスト(食材の生産者、食材の運搬車、そして提供者、提供場所)はどうしても発生するからです。

こうしたことが解決することができるかどうか、日々のなかで、ふと考えます。